思わぬ伏兵

「MRI検査」の続き

検査の前に一応診察があり、診察室へ呼ばれた。
30代後半くらいかなー、若めの優しそうな女医さん。
新しい認知症の病院からの紹介状を持っていっているので、何のための検査なのか、あーちゃんが何故今検査が必要なのかという基本的な情報は伝わっているのだと思ってワフウフは安心していた。
…が。
女医さん、穏やかな笑顔で
と、突然あーちゃんに爆弾を投下した。
足のことを調べるために検査を受けると思っているあーちゃん、顔が強張る。
と答えて後ろに立っているなーにゃんとワフウフを探るように見る。
凍りつく娘たち。
不思議そうな顔をする女医さん。まだ攻撃を続ける。
ワフウフたちは冷や汗をかきながら、
と説明。
「パーキンソン…?」
と、訝しげな顔をするあーちゃんに
「ほら、膝に力が入らないから足の病院で検査したでしょ?やっぱりちょっとカクカクしているんだよ。それのこと。」
と説明する。
「ああ、足のね!」
少し柔らかい表情になるあーちゃん。
流石に親子のやり取りを見ていて「認知症」がNGワードだと察したのか、女医さんはそれからはあーちゃんに際どい質問はしなかった。
ていうかさー、認知症の専門病院からの紹介状で来ている患者への対応、もっと考えてよ!!
こちとら本人に抵抗されないよう気をつけて気をつけて事を進めてるのよ!!!
そして、女医さんがあーちゃんの所見をパソコンに打ち込んでいる時、画面がこちらを向いているのであーちゃんは前のめりになってガン見していた。

自分のことをなんて書かれているのか物凄く気にしている様子。

あーちゃんは目が悪くて見えないだろうとそれは心配していなかったのだが、入力し終わったものをプリントアウトしてあーちゃんのカルテに挟んだ女医さんは、こともあろうかそれをあーちゃんに
と渡しやがった。
なーにゃんがサッとあーちゃんからカルテをとったが、「認知症」とか「増悪」とか、目に焼き付いたわよ。
そんなこと書いた物を本人に渡すなって!!
もう…この女医さんの、認知症患者へのデリカシーの無さへ絶望したわ…。

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Source: アルツフルデイズ