やっと半袖を

0703

 

昨日は 母は歯医者さんへ。

移動と付き添いのヘルパーさんの契約時間が 少し余ったらしく、

帰宅してから、部屋で服類の片付けなどをお願いしたようだった。

 

    右差しこんなカンジで 

      私が母の衣類を片付けたり、入れ替えされるのは拒否されるので。

 

 

私は リビングにいたので、隣の納戸部屋から

母とヘルパーさんの 大きな声でのやりとりが丸聞こえだった。

 

 

何をどこにしまってという母の指示は、

いつものことだが、必要ない情報まで混ぜ込んで来るので 非常に分かりにくく・・・

 

 

だが、何度も聞き返すと 母はいきなりキレモードで怒り出すので、

せいぜい2回くらいしか聞き直せない。

 

 

母は自室のベッドに座って、指示を出していて

ほんの数歩歩いて 納戸のドアのところまで行き、自分の目で見て言えば

すぐ済むことなのに、絶対に動こうとしないで 分かりにくい説明を続ける。

というか、もはや説明になっていない。

 

何のためにある部屋中にある手すりなんだか。

 

 

この日来たヘルパーさんは 母に慣れた方だったので、

上手に 聞き出してくれていたのだが・・・本当に申し訳なく思った。

 

 

母は 納戸部屋に入って左側にある、大型の衣装ケーズ引き出しを積み上げた収納の中の

小さい引き出しに入っている、新しい半袖のTシャツを出し、

その場所に、新しく買ったレインコートをしまって欲しかったらしいのだが・・・

 

 

 

「半袖の新しいのを 引き出しから出してください。

   右側の。引き出しから。 えっと2番目。 右側の。 何か袋に入ってると思います。」

 

 

もう出だしのここから「え~っと・・・」な状態。

 

納戸部屋の母の収納スペースは 部屋をL字型に使っている。

 

「引き出し」とだけ言われると、入り口から真っ直ぐの場所にあるタンスなのか

入って左側の大型の衣装ケーズ引き出しを積み上げてあるほうなのか 分からない。

 

 

「たんすですか? 入って左側の大きい引き出し?」

 

 

「右! 引き出しの2番目に入ってますから。」

 

 

「右のね? ・・・右側だとたんすだね?」

 

 

「引き出し! 引き出しの2番目。 小さいほうの引き出し。」

 

 

これでまた混乱。

たんすの引き出しは 小さい引き出しと大きい引き出しがある。

衣装ケースのほうも これまた 小さい引き出しと大きい引き出しがある。

 

 

それ以前に、「たんす」なのか、「衣装ケース」なのかを 答えればいいものを

そこをちゃんと言わない。

ヘルパーさんは 「たんす?」と確認してくれたのに、

その先のことばかり言っていて、人の質問には答えていない。

 

 

右側と言われたので、ヘルパーさんは「たんす」だと思ったのだろう。

たんすの小さいほうの引き出しへ。

 

 

「え~っと・・・ 何か袋に入ってるんですよね?

   この引き出しには 袋に入ったものがないですけど・・・

   たんすの 小さい方の引き出しですよね?」

 

 

「たんす? たんすじゃない! こっちの引き出し!」

 

・・・見えもしないところから こっちって汗

 

 

「えっと、タンスではなくて、衣装ケースのほうですかね?」

 

 

「はぁ~DASH!むかっDASH! (いや~な間)  たんすじゃない! 

   こっちの引き出し! 大きいほうの!いっぱいあるほう!」

 

・・・そんな汗 説明になってないし汗

 

 

「え~・・・っと、衣装ケース・・・白いほうの引き出しですか?

   木のほうじゃなくて、白いプレスチックのほう?」

 

 

「そう! そっち!」

 

 

「ここの・・・小さいほうの引き出し・・・は4つあるけど・・・

   2つ目って言ってみえたから ここかな?・・・」

 

「そう、小さいのが右左にあって。」

 

 

ヘルパーさんは 不機嫌になりつつある母に、聞き返すことを極力避け、

独り言のように喋って 上手く母の様子を見ながら動いてくれているようだった。

 

 

「ん~見当たらないなぁ・・・ 袋に入った新品の靴はあるけど・・・」

 

 

ここで母は とんでもなく嫌な言い方をした。

 

 

「はぁっ?むかっむかっ

 

 

イラ立ちと 呆れと、嫌味と責め。 そんなカンジの「はぁっ?むかっむかっ」だった。

 

聞いていた私は かなりムカっと来た。

頭に来て 速攻言い返したくなるような 本当に失礼で頭に来る言い方だった。

 

 

きっと ぐっと我慢してくれていたであろうヘルパーさんの声が

急に 二呼吸くらい止まった。

 

 

「はぁっ?むかっむかっ (←2回目) 

   靴ぅ?プンプンむかっ  靴なんか そんなとこにしまわないけどプンプンむかっ

 

   2番目の引き出しなんだけどむかっむかっ どこを見とるの?むかっ

 

 

・・・「靴なんかそんなところに入れないわ! 何言ってんのアンタむかっ」ってカンジに

   言ってるけど、何言ってんだアンタ!むかっは母のほうだ。

 

 

「靴っていうか、室内履きです。 スリッパみたいな生地のなんですけど。」

 

 

「あぁ! スリッパね。ニコニコひらめき電球」 ←急に不機嫌モードから晴れたカンジの言い方。

                      

 

疑問に思ったことが、ひとつ解決すると こんなふうに、

今さっきの嫌な言い方は どこへ?ってほど、明るい言い方に変わる。

意味が分からない。 

 

 

「今、白い引き出しの 小さい方の引き出しを見てるんですけど。

   小さい方の引き出しの2番目段には・・・ あ、もしかして・・・・あった!!」

 

 

私は声だけしか聞こえなかったのだが・・・

恐らくヘルパーさんが 機転を利かせて 思いついてくれたから

見つかったんだろうな・・・と思う。

 

 

私は 母と会話すれば ほぼ毎日こんなカンジなのだが、

毎日だからこそ、母の説明や言い方でも 比較的早くに見当をつけられるんだと思う。

 

ヘルパーさん・・・本当に母に付き合うのは大変だと思う。

 

 

ただ言われた場所を探すだけのことに、こんなに時間がかかるし、

分かりにくいことを聞き続け、言いたいことを想像して聞き、動くのは

なかなか疲れる。 

 

そして 時々向けられる 母の棘のある態度や言葉に ムカっときて腹が立つ。

 

 

今年に入ってからの母は 用事が済めば 大抵「ありがとう」と言うようになった。

だが、それを打ち消してしまうくらい 母の言い方は酷い。

 

 

 

そして・・・もうひとつ。

 

前に とあるヘルパーさんが言った言葉に 未だに傷つき、腹も立っている。

そして、こういうことがあるたびに、ぶり返すように思い出す。

 

 

「娘さんに気を使って やってって言えないイラ立ちや気持ちが

   こういうときに出るんじゃないですかね? 

 

   だから私たちに当たるというか、気むずかしくされるんじゃないかと思うんですけど。

   娘さんに もっと協力してもらわないと。 やってもらわないとね?

   そうすれば お母さんも変わってくるんじゃないかと思いますよ。」

 

 

この方、そこそこの立場の方。

上に言おうにも、その人なんだからどうしようもない。

 

もちろん、他にとっても良くしてくださる方もいる。

 

 

小さな町。 他に事業所はない。 

いろいろ繋がりもあるので、変更する気はないので ここでグチを吐き出して

とりあえず気持ちを 前向きに。

 

 

このところ、気持ちのぶり返しが多くてあせる 

ダメね。 なんだか疲れ気味なのかも。

 

 

今朝も朝 6時前に母からのメール・・・汗

こういうのも 戻って来つつあるなぁ。

 

今日も天気が悪そうだから、雨の日甘えんぼのトムさんと ふて寝でもしてみようかしら。

 

 

Source: グミの木が実になる頃に